カンボジア滞在、4日目。
すでに壁にぶち当たりっぱなしの状態です!
いやいや・・・どうにもこうにも・・・
詳しい活動報告は帰国後にするとして…
今日は朝からカンボジア薬剤師会でお薬の受け渡しをした後、活動の対象となる予定のHealthcare Centerへ。
で。。ドクター?医師?
でも、そんな雰囲気じゃないし・・・
あ、医師じゃないんだってわかった矢先・・・
「これ、処方箋」ってみせられて・・・
処方医のところにサインがしてあって・・・
れれ?やっぱりお医者さん?
って思って聞いたら、「Yes, doctor’s sign」っていうから。。。やっぱり医者?
で、もっと話をしていたら・・・結局、Nurseだって。。
それからOTCをどうやって患者さんに配布するか、健康診断をするかどうか。。。
もともと、OTC配布地域と健康診断地域を分ける予定だったのに・・・どうやら、これは同時に一つの地域でやらないと・・無理らしい・・・
でもどうやるか?
で。。カンボジアの国民性らしいが・・・
「症状を聴くと平気で仮病を使う」
「健康診断に来たら、何か景品が無いと次から来なくなる」
「一緒に来た患者が薬をもらったら自分も欲しがる」
(駄菓子屋の子供でもないだろうに・・・・・)
それから是は途上国全般に言えることだが・・・
「薬をただで欲しがって、もらったら売って現金化」
そもそも、薬を渡す時に患者さんを管理する考えが無いもんだから・・・
大変大変。
健康診断そのものが何なのか・・・
多分、そこが理解してもらえない・・
体調を見る
↓
診断?
↓
どこかが悪いはず
↓
薬をもらいたい!
↓
薬をもらわないと損した気分
こういう図式をどうにかせねば。
健康の方が良いに決まってる!
でも、カンボジの人にとったら、薬を飲みたいのですよ~
しかし、今日思った事は・・・
確かに、資金を集めて、診療所や病院をどど~んと建てて、アメリカや韓国から医師を集めて、意識の同じスタッフで運営して行くのとまったく違うってこと。。
既存の公共サービスを発展させようっていうのは。。まあ、大変だわね。[E:coldsweats01]
カンボジアの公共サービスそのものが、公金だけで回っているわけではないので。。公共性は半分ってとこかな。
さて、保坂先生が今日、帰国されました・・・
雨森先生が来られるのが5月に変更になったので。。明日から私一人で頑張ります・・